私が調べてみた限り、宅配クリーニング業者は40社以上あります。
この中から自力で良い業者を見つけるのは時間のムダなので、個人的なおすすめ業者を2つまとめておきました。
もしあなたが、
- 使い勝手と安さを両立したい
- 知名度よりもサービスの良さで選びたい
って考えなら、この記事は参考になるはずです。
宅配クリーニングのおすすめ業者2選
ここではランキング形式ではなく、
- 普段使いをする場合
- 単価の高い衣類をクリーニングする場合
こういう状況に合わせたおすすめ業者を1つずつ紹介しています。
おすすめ1.リネット
- 普段使い
- 単価の安い衣類を出す
特徴
- 単品料金制で1着からでも利用できる
- 料金は普通のクリーニング店と同程度
- 首都圏以外でも最短2日で届けてくれる
- 全体的な完成度がかなり高い
料金例
- ワイシャツ:319円
- セーター:649円
- ジャケット:1,045円
送料(プレミアム会員)
- 合計2,090円以上:無料
- 合計2,090円未満:1,980円
送料(通常会員)
- 合計11,000円以上:無料
- 合計8,800円以上:980円
- 合計8,800円未満:1,980円
宅配クリーニング業者のほとんどは「10点セット:10,000円」というセット料金制なので、普段使いはしにくいです。
でもリネットは普通のクリーニング業者と同じで「ワイシャツ1点:319円」という単品料金制なので、1着や2着でもクリーニングに出すことが出来ます。
また東京や神奈川・千葉など首都圏以外でも、クリーニングに出してから2日で自宅に届けてくれます。
首都圏だと最短1日なので、より普段使いがしやすいです。
それに加えて、申込みは「預ける日」と「届ける日」を選ぶだけだったり、自前でダンボールを用意しなくても良かったり、万が一に備えた再購入価格の保証制度があったりと、全体的な完成度が高いサービスです。
ただ、通常会員だと合計11,000円以上じゃないと送料無料になりません。
これはハードルが高すぎます。
なので利用するなら、プレミアム会員になるのは必須です。
毎月429円または年間5,148円(定期配布クーポンで実質209円)でプレミアム会員になれるので、負担もあまり大きくありません。
おすすめ2.パンダクリーニング
- 単価の高い衣類を出す
特徴
- セット料金制で3点からクリーニング可能
- 無料登録で3,000ポイントが貰える
- 12ヶ月間の無料保管サービスがある
料金例
- 3点:6,600円(1点2,200円)
- 5点:7,645円(1点1,529円)
- 10点:9,845円(1点984円)
- 15点:14,300円(1点953円)
送料:無料
パンダクリーニングは、リネットと違ってセット料金制です。
ただ他の宅配クリーニング業者と違って3点や5点からクリーニングに出せるので、使い勝手が良いです。
※他の業者では、最低10点~というケースが多いです。
ただ、ワイシャツのように単価の安い服をクリーニングするなら、リネットを使う方が安いです。
リネットならワイシャツ3着で957円ですからね。
パンダクリーニングを使うのは、単価の高いダウンやコート・革製品なんかをクリーニングに出す場合がおすすめです。
また無料会員登録で3,000円相当のポイントが貰えるので初めて利用する方にも優しいです。
加えて、12ヶ月の無料保管サービスがあります。
いわゆる「セカンドクローゼット」ってやつです。
衣替えの時にクリーニングして預けたままにしておけるので、クローゼットをスッキリさせる事が出来ます。
宅配クリーニングの料金シミュレーション
さきほどおすすめ業者を2つまとめましたが、それぞれおすすめの使い方は違います。
- リネット:普段使い or 単価の安い服
- パンダクリーニング:単価の高い服
じゃあ実際に、宅配クリーニングをしたらどういう料金になるのかを試算してみます。
「単価の高い衣類って言われても・・・」
って感じてる方は、参考にしてください。
※送料はプレミアム会員で計算しています
※オプションは一切含んでいません
- リネット:2,409円(送料0円)
- パンダ:7,645円
- リネット:2,409円(送料0円)
- パンダ:6,600円
- リネット:3,663円(送料0円)
- パンダ:7,645円
- リネット:4,796円(送料0円)
- パンダ:6,600円
- リネット:7,106円(送料0円)
- パンダ:6,600円
- リネット:9,691円(送料0円)
- パンダ:7,645円
こうしてシミュレーションしてみると、「ダウン2着+コート1着」から料金が逆転しています。
リネットでは
- ダウン:2,508円
- コート:2,090円
なので、2着+1着となればやっぱり高くなります。
逆に、単価2,000円以下の衣類ならパンダクリーニングよりもリネットを使った方が総額が安くなるケースが多いようです。
私のおすすめ
ここでは2つの宅配クリーニング業者を紹介しました。
ただ、どちらかが全てにおいて優れているわけではなく、状況によって業者を使い分けるのがベストです。
そしてその使い分けについては、
- リネット:普段使い or 単価の安い服
- クリーニングパンダ:単価の高い服
これが原則です。
パンダクリーニングを利用すると3点・5点・10点などまとめてクリーニングする事になりますが、衣類によってはリネットの方が遙かに安いです。
この辺りは、先ほどシミュレーションで見てもらったとおりです。
また仕上がりまでの日数を比べると、
- リネット:最短2営業日
- クリーニングパンダ:最短5営業日
これぐらい違います。
特にリネットは首都圏の一部地域だと最短1営業日で届けてくれるので、かなり使い勝手が良いです。
なので、リネットの方が総合的な満足度は上だと思います。
そして先ほどの原則を踏まえて私の場合は、
- クリーニングパンダ:冬服の衣替え
- リネット:それ以外のクリーニング
こういう使い分けをしています。
私がこの記事で一番おすすめしたいのはこの使い分けです。
冬服の衣替えシーズンだと単価の高い服をたくさん出すのでパンダクリーニングの方が安いですが、それ以外ではリネットの方が安い上に便利です。
とはいえパンダクリーニングにも
「コートやダウンなどを複数出す場合はかなり安い」
という魅力的なメリットがあるので、状況に応じて使い分けることをおすすめします。
ただリネットを利用するなら、送料のことも考えてプレミアム会員になるのが必須です。